ダイヤモンドのカットにおける「シンメトリー」についてですが、まずは
「トリプルエクセレント」について
トリプルエクセレントとは
ラウンドブリリアントカットのダイヤモンドの指標「4C」の中でも
カットには3つの指標がGIAレポートに記載されており、
その3つがエクセレント(excellent)評価のものを「トリプルエクセレント」と呼んでいます。
カットに関する3つの指標
1、カットの総合評価(プロポーション)
2、表面研磨(ポリッシュ)
3、カットの対称性(シンメトリー)
GIAレポートにはこのように記載されています。
カットのシンメトリーについては、上から見るとこんな感じ。
上からの図にするとこんな感じ。
左上は円形がいびつ、その隣の「misshapen facet」はわかりにくいですがファセットの変形です。
上段左から3番目はテーブルが中心からずれていること、
その隣はキューレット(横からの方がわかりやすい)が中心からずれていること、
左下は文字通りウェイビー、曲がっていること、
右下はクラウンとパビリオンがずれていること
横から見た図はこんな感じです。
名称
以上かなり細かく見たダイヤモンドの評価観点ですが、
実物を見て判断することが一番です。
参考:
https://www.valentinmagro.com/diamonds/diamond-symmetry/
https://www.withclarity.com/education/diamond-education/diamond-symmetry
https://www.j-tano.com/kanteisho-kanbetsusho.htm