カラーダイヤは「カラーグレード」が命
文字面にすると当たり前ですが、通常の白ダイヤが4Cの中でも「カット」を重視するのに対して、カラーダイヤはカラーグレードが価値の大部分となります。
大きさ(カラット)については、1カラット未満のものであっても、ファンシーカラーであれば大変価値の高いものとなります。流通する多くのカラーダイヤが1カラット未満の小さなものとなります。
因みに白ダイヤにおける選び方については、4C観点でカラットは価格帯で大体決まってくること
カットは肉眼で見る輝きに直結することから妥協できないこと、
カラー、クラリティはカットと比較して目視が難しい項目でもあり、比...
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ハートシェイプダイヤモンドは日本で大変人気です。ハートシェイプについてネットにはまとめサイトのようなサラッとした内容が多いので、実際にいくつかのハートシェイプダイヤを自分が選ぶ際に参考にした情報をまとめようと思います。
まず、ハートシェイプを含むラウンドブリリアントカット以外のカットを、ファンシーカットと呼びます。
ダイヤの評価である4の「カット」はラウンドブリリアントのみが対象のためファンシーカットダイヤにはカットグレードがつきません。
ですから、一般的なダイヤの指標で知られている4C以外の観点も大変重要となります。
一般的に美しいとされるハートシェイプとは?
最終的に...
ジュエリーの日本史「実用品を芸術品に仕上げる」
歴史上ジュエリーが消失している国、日本の装飾品の歴史
日本的なコレクションをジュエリーで表現するとしたら何にしようかなと考える。
例えば日本古来の花とか植物とか、着物とか家紋とか。モチーフだけでいうと普通だいたいこんな感じだが、櫛やかんざしも、文化を感じられる日本的モチーフとして好きだなと思った。
モチーフ引用して「これ」って形で表現するよりも、もうちょっと深い概念とか文化とかそんなものを込めたくて、歴史とか由来とかそういうものまで調べてしまう性格なので日本の歴史の中の宝飾を調べてみた。
日本の装飾品の起源
古くから日本では装飾...
ダイヤモンドのカットにおける「シンメトリー」についてですが、まずは
「トリプルエクセレント」について
トリプルエクセレントとは
ラウンドブリリアントカットのダイヤモンドの指標「4C」の中でも
カットには3つの指標がGIAレポートに記載されており、
その3つがエクセレント(excellent)評価のものを「トリプルエクセレント」と呼んでいます。
カットに関する3つの指標
1、カットの総合評価(プロポーション)2、表面研磨(ポリッシュ)3、カットの対称性(シンメトリー)
GIAレポートにはこのように記載されています。
カットのシンメトリーについては、上から見るとこんな感じ。
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ダイヤモンド生産会社の世界シェアをまとめました。
アルロサ、デビアス、デブスワナ、リオティントダイヤモンドの四天王で80%のシェア。
リアティントはアーガイル鉱山を所有していた会社です。