ハートシェイプダイヤモンドは日本で大変人気です。ハートシェイプについてネットにはまとめサイトのようなサラッとした内容が多いので、実際にいくつかのハートシェイプダイヤを自分が選ぶ際に参考にした情報をまとめようと思います。
まず、ハートシェイプを含むラウンドブリリアントカット以外のカットを、ファンシーカットと呼びます。
ダイヤの評価である4の「カット」はラウンドブリリアントのみが対象のためファンシーカットダイヤにはカットグレードがつきません。
ですから、一般的なダイヤの指標で知られている4C以外の観点も大変重要となります。
一般的に美しいとされるハートシェイプとは?
最終的には好みなのですが、左右対称であることはもちろん、
縦横比率1:1の正方形におさまるハートが美しいとされます。
合わせて、ハートの「丸みの部分」もそれぞれ個性があるので注目が必要です。丸み部分が浅すぎるとハートに見えなかったりします。
1、カラー
ハートシェイプはブリリアントカットの一種と言われています。通常 56 ~ 58 個のファセットで構成され、パビリオン ファセットは 6〜8 個。
実は他のシェイプよりも、カラーグレードが多少低くても(〜H)色をうまく隠すことができます。
2、クラリティー
クラリティーはSIクラスでも、テリが良ければ肉眼で見て十分綺麗なハートシェイプを探すことができます。
また、外側の傷などはセッティングで隠すことができるので妥協点とも言えるでしょう。
3、セッティング
やはり4つ爪が綺麗です。
1カラット未満はヘイロー(ダイヤ取り巻き)で大きく美しく見えます。
4、横から見たプロポーション
横から見たプロポーションについては、その他のカットと同様ですが、光の反射率に影響することとなります。
5、テーブルサイズ
60%台が理想とされています。テーブルはダイヤに光を取り込むのに大切ですが、大きければ良いわけではありません。
6、大きさ
「ハート」と綺麗に判断できるために1カラット〜がおすすめです。最低0.5カラット、それを下回ると「ハート」と認識するのが難しい傾向にあります。
参考:
https://www.gemsociety.org/article/heart-cut-diamond-buying-guide/