ファンシーピンク、パープリッシュピンクなど、数あるピンクダイヤモンドの種類「ピンクダイヤモンドファミリー」
それぞれのピンクダイヤモンドの色の種類についてと、大きさごとの産出量についてまとめました。GIAによるレポートを参考にしています。
ピンクダイヤモンドの色の種類についてと、大きさごとの産出量についてまとめました。GIAによるレポートを参考にしています。
産出量とカラット、カラー分布
とても参考になるグラフです。グラフの通りピンクダイヤモンドのほとんどは1カラット以下となります。
さらにこちらの分布図では、「ピンクダイヤモンド(ピンクダイヤモンドファミリー)」の主要な色彩の分布もわかるようになっています。
ピンクの中でも「パープル-ピンク」に区分されるカラーは比較的量が多いことがわかります。0.2~0.3カラットあたりにも分布が多いことがわかりますね。
色相と産出量の割合、希少性と価値
色相と産出量の割合はこちら。
「ストレートピンク」が40%ですが、ついでパープル系「ピンキッシュパープル」〜「パープリッシュピンク」が28%を占めます。
続いてブラウン系が17%。ストレートブラウンは3%と少なく希少なように見えますが、需要の観点ダイヤの中では安価です。
ストレート「パープル」1% レッド系0.9%は大変希少で人気も高く大変高価です。
パープル系ピンクの色相の種類
パープル系ピンクの色相について補足すると、
例えば「パープリッシュピンク」と「パープルピンク」は異なります。
同様に「ピンキッシュパープル」や「ピンクパープル」というグレードも存在し、これらは一般的にピンクよりも高価です。
《ファンシーピンクパープル》などはファンシーピンクやファンシーパープリッシュピンクよりも流通量が少なく、希少なカラーグレードとなっています。
参考:
https://www.gia.edu/gems-gemology/winter-2018-natural-color-pink-purple-red-brown-diamonds