ファンシービビッドイエロー、ファンシーインテンスイエロー
数ある「イエロータイヤモンドファミリー」を
明度、彩度、色相(オレンジ寄り〜グリーン寄り)の3軸で構成された図で解説。
イエローダイヤモンドの色種類・グレード
イエローダイヤモンドの色の種類について解説した図ではこちらのような一直線の図が使用されたりしますが
明度、彩度、色相(オレンジ寄り〜グリーン寄り)の3軸で構成されたこちら↓の方がわかりやすいかと思います。
明度
上に行くほど「明度」が高く明るい色で「フェイント」「ライト」の判定が、その逆が「ダーク」「ディープ」というカラーグレードがつきます。
上記のような明度の形容詞がつかない、ど真ん中の色の方が高価となります。
彩度
彩度についてはファンシー→ファンシーインテンス→ビビッドという順に色が濃くなり、一般的に高価になります。
ファンシーは1万個に一個、ビビッドは2.5万分の1個のダイヤモンドと言われています。
色相
色相に関しては、イエローダイヤモンドの中には「オレンジより」「グリーンより」に分かれます。
オレンジよりもグリーンの方がダイヤモンドの色として高価です。
また、カラーダイヤ全体の90%は、イエロー系のものとなります。
白ダイヤとイエローダイヤの狭間
白ダイヤのカラーグレードは婚約指輪などで見たことがある方も多いかと思います。「D〜F」が「カラーレス」と呼ばれる最もグレードの高い白ダイヤとなります。メゾンジュエリーブランドでは「D〜F」までのカラーグレードしか使用しないとよく説明されます。中でもヴァンクリーフでは上位2つのD・Fのみと言われました。
カラーグレードがN以下となると「フェイント」や「ベリーライト」などとなります。
鑑定書でカラー《UNDER N(VERY LIGHT YELLOW)》などと表記されるので
「アンダーN」と呼ばれたりします。ものによっては淡いイエローで可愛いかったりするのですが、濃淡があったりして(天然ダイヤらしさではありますが)やはりわかりにくいイエローになってしまいます。
また、ダイヤモンドを選ぶ際は、鑑定機関のランク、そして
グレード表記にはない「テリ」「輝き」も厳選する必要がありますのでその点も見極めている業者から購入しましょう。
参考:
https://www.anitadiamonds.com/news-and-blog/the-diamond-color-grading--d-z-color-scale-4/
https://www.londonrocksjewellery.co.uk/blogs/news/fancy-coloured-diamonds